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静岡のアメカジウェア専門店



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FACTORY TOUR U

オールドアメリカンスウェットを徹底追及。


アメリカのヴィンテージスウェットを追及したら、和歌山の希少な吊り編み機にたどり着いた。
以来、創業20年も変わらぬ製法を継続する理由とは?






求めたものは、希少な吊り編み機から作られる柔らかく温もりのある生地

ウエアハウスのスウェットは創業時から作られてきた代表的なアイテムのひとつ。
目指したのは、もちろんアメリカのヴィンテージ。
カタチを似せるために表面だけなぞるのではなく、風合いや着心地など
本質まで求めて作っているのは、これまで紹介してきたジーンズ、
ネルシャツと同様である。そんな彼らが求めたスウェットは、肉感のある
生地と独特のフェードした色合い、またタテに筋が入るように目が立った
表面など、ヴィンテージスウェットそのもの。それを生み出す上で
、絶対に欠かせないのが、吊り編み機だとウエアハウスは語る。

「ジーンズで例えるならば、力織機を使ったモノづくりがしたかったわけではなく、
セルビッジデニムを作る織機が力織機であったということです。
それと同様に、私たちが求める風合いのスウェット生地を作るには、
吊り編み機が不可欠だったのです」世界的に見ても稼働している吊り編み機は少ない。
日本でも和歌山エリアに工場が数件あるだけだ。そんな希少な吊り編み機が
120台も稼働しているという和歌山の工場「和田メリヤス」でウエアハウスのスウェットは作られる。



WAREHOUSE Lot.403  2本針セットインフリーダム

吊り編み機で仕立てた生地は、繋ぎ糸に細番手を使用し、
タテの目が強く出る仕様。洗うことで表面のケバも取れてより目が
強調される。また糸は片方向に撚られた単糸を使用しているため、
洗濯をすることで斜行する。まさにヴィンテージならではの仕様。



         
         
吊り編み機本体の外周には
約1000本のニードルが並ぶ。
これに糸が掛けられ周りながら
編まれていく。
  複雑にギアが入り組み
かなり精密な吊り編み機 
  ゆっくり回転するイメージがあったが
実際に見ると意外と速い。
シンカーよりも生産効率は遅いが、
糸が消費される速度は
高いというのが面白い。

     
     
テンションをかけずに上部から編み機に
送り込むため綿糸は工場内の梁にセットされる。
  和田メリヤス代表の和田安史さん。
独学で編み機のメンテやカスタムも
行う吊り編み機の第一人者 



吊り編み機が希少とされているのは'80年代にシンカーと呼ばれる
新型編み機の台頭により数が減少。生地の目を1段ずつ編む吊り編み機に対して、
シンカーは120段を一気に編めるという驚異的な生産効率だった。
当時のニット工場は次々と吊り編み機からシンカーへと移行。
しかし和田メリヤスの代表、和田氏の目には、シンカーよりも、吊り編み機が作る
生地の方が魅力的に映っていたという。
「どちらもスウェットを作れる吊り編み機とシンカーですが、編み方が全く違います。
簡単に言うならば、破裂強度の差ですね。吊り編みの方は生地が縦にも横にも
自由に伸びるからその分破れにくい。シンカーは縦方向しか伸びないため、
横に強い力をかけると破れてしまう。もちろん大量に生産できるのは魅力的でしたが、
吊り編み生地と同じものを編めるとは思えなかったので、シンカーの導入は見送りました」
吊り編み機で編んだ生地の特徴は丸編み(筒状に編まれた生地)で、
生地自体の重みで編み下げていく方式。
そのため糸にテンションを加えずに編めるため"空気を含みながら編む"
という表現が使われるのも納得。仕上がった生地はふわりと柔らかく温かみも感じられる。
過去紹介したジーンズと旧式の力織機のように、ヴィンテージの風合いを求めた
ウエアハウスが、昔ながらの吊り編み機と出会うのは必然だったといえよう。




 

かつてコットンフリースと呼ばれた裏面の起毛

ウールのような保温性を高める効果を持つ裏面の起毛処理。
編み上がった後に筒のまま「丸起毛」と呼ばれる工程で施され
その後染色工程へと移る。起毛は着こむほどに摩擦と洗濯で束ねられ、
油脂も抜けてタオルケットのような肌触りになるのが特徴。

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